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FIREという生活スタイルが魅力的なのは分かったけど、どこから始めたらよいのだろう?
マネーリテラシー0の私が直面した最初の疑問がこれでした。
現地アメリカの銀行のリタイア試算ツールを使ったところ、300万ドル貯める必要があるとのこと。。。
30年後にリタイアするとすると、単純計算で300万ドル÷30年=10万ドル/年の貯金です。
いや、無理!!!
と思った皆さん、安心してください!
今日は、リタイアするのにいくら必要かという問いに対する答えを紐解いていきます。
この記事を読むとわかること
- リタイア目標額を決めるべき理由
- リタイア目標額を決める方法
なぜ最初に目標額を決める必要があるのか?
端的に言うと、これが決まらないと、適切なアクション(資産運用)が取れないからです。
100万ドル必要な人(→私)もいるし、50万ドルの人もいる。もしかしたら10万ドルあれば十分という人もいるかもしれません。
これはすべて人生の主人公である我々自身で決めなければならないんですね。
まずはこの目標額を決めるところがすべてのスタートです。
その為には、自分自身の人生の価値観・大切だと思うこと・夢をしっかり見つめなおす必要があると思います。
例えば、南の島でパーティー三昧のリタイア生活を送りたい人と、田舎で質素に自給自足生活を送る人では、目標とする額が異なって当然ですよね。
私の夢をいくつか挙げると、
- 1年間の半分ずつを、日本とアメリカの両方に拠点を置いた生活がしたいな。
→住まいが2つ必要かもしれないし、頻繁に飛行機代が必要になるな - 1年かけてじっくりと世界を周りたいな
→飛行機はLLCでいいけど、宿泊先はホテルがいいな等々
こんな風にして、どれくらいの額が将来必要になりそうなのか?というのをぼんやりとイメージしたところから始めました。
なので、まずは将来どんな生活がしたいのか?という点をざっくりと思い浮かべることから始めたらどうでしょうか。
人生の指針を作ろう!という話はこちらの記事でも紹介しています。
では、ここからは具体的な目標額算出方法を解説します。
現在の年間の支出は?
この問いに答えられる方がどれくらいいるでしょうか?
買い物の際にレシートをもらって、家計簿をつけても、実際にどれくらい使ったかを振り返って分析しないと意味ないんですね。
でも、わざわざ家計簿を読み直すのもめんどくさいよ~
はいこれ、手書きでしこしこ家計簿つけてた私でした。
そんな皆さんにおススメなのがこのアプリ。
銀行口座やクレジットカード、Paypal等の金融口座をすべて紐づけることで、資産の一括管理ができます。
さらには、ローンや401K等の管理も一括でできますので、超簡単です!
これで、ざっくりと1年間にどれくらいの支出があったかを一目で見ることができます!
もちろん、医療費が高くついた年もあれば、子供がプレスクールから公立小学校に進学して教育費が減った年もあるでしょう。
細かく見ていくときりがないので、まずはざっくり自分がいくらくらいで生活しているのかというのを把握するのが大事です。
ちなみに社畜駐在員の私(家族込)の場合、支出は月に800ドルくらい。
家賃・保険・車等々大きな支出をすべて会社が払ってくれているのでこれくらいの支出になっていますが、ぶっちゃけもうすこし倹約できるかなとも思ってます。。。
恐るべし、駐在手当の力!!!!!
駐在員xFIREの最強コンボに関してはこちらの記事も。
さて、支出が分かったところで、いよいよ目標額の計算方法です。
年間支出x25=これがあなたの目標額!!!
年間支出が3万ドルの人は75万ドル
5万ドルの人は125万ドル
10万ドルに人は250万ドル
はい、これがあなたがFIRE達成のために必要な目標額です。
えーー、これだけで算出できたの?
そうなんです、簡単ですよね?
実はこれ、4%ルールというFIREを目指す者には有名な”理論”にしっかりと基づいて計算されています。
簡単に言うと、この目標額まで貯めて、自分の設定した支出の中で生活していれば、ほぼほぼ30年は働かなくても持ちますよ。という考え方なのです。
(4%ルール詳細に関しては、別途解説予定。)
私の場合、4万ドル/年あれば、十分暮らしていけると思っているので、FIREの目標額は4万x25=100万ドルくらいで設定してます。
もし、その目標額が不安だなと思う場合は、30倍してもいいと思います。この辺りは個々人次第ですね。
皆さんはいくらくらいになりましたか?
まとめ
今回は、FIREを目指すためにはまず目標額(ゴール)を決めようという話をしました。その為には、
- 年間支出を把握する
- 支出に25-30を掛けた数字が、目標額
目標額(ゴール)が決まったところで、早速資産運用を始めたくてウズウズしてると思います。
が、ちょいと待って!
もう一つ大事な指標があります。
それはゴール達成時期(現在からの期間)です。
これを定めて、ようやく資産運用を開始するスタート地点に立てますので、次回はそこに焦点を当ててみたいと思います。