こんにちは、くろますおです。
私が駐在員として仕事に打ち込むことが出来るのも、全てを捨ててついてきてくれた家族、特に妻(駐在妻、ここでは略して駐妻と書きます)がいるからに他なりません。本当に感謝。
しかもこの駐妻、FIRE達成のキーマンとしても重要な役割を果たしています。
今日はその理由に関して。
この記事を読んだらわかること。
- なぜ駐妻(夫)がFIRE達成のキーマンなのか
- 駐妻(夫)のマインド設定
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駐妻は一家の経理部長
はいここで駐妻の皆さんに質問です。
旦那さんから、給与明細(アメリカの場合は月2回・隔週が一般的)は共有されていますか?
されていないと答えた方、すぐに旦那に要求しましょう!!
しかも2枚分。
2枚??と思った方もいるかもしれません。
一般的には、駐在員はアメリカの給与(ドル振り込み)と日本の給与(円振り込み)の2つの給与が出ているはずです。
前者は赴任国での生活費や駐在手当、後者は日本不在時の社会保険の支払い補填分や将来の資産形成分です。(日本を離れると、非居住者扱いとなり各種資産運用に制限が出てきますので、それを補填する名目。このあたりも今後書きますね。)
え、片方しか知らないって?
今すぐ旦那を問い詰めましょう。
あなたの知らないところでヘソクリをため込んでいる可能性大ですよwww!!
さて、ここからが本題。
特にこの給与明細で大事なのは手取り(Direct Deposit)がいくら入っているかです。
駐在員の最大のメリットはこの手取りをそっくりそのまま自分で使えるところ。
普通の会社員の場合、手取りから家賃の支払いや車のローン、保険の支払い、教育費の捻出までしてから、ようやく生活費のやりくりしないといけませんよね?
これでは、毎月の貯金・投資額は微々たるもの。。。
でも駐在員はそれらほぼすべてを会社がカバーしてくれていますね?
ここで駐妻の皆さんの倹約スキルであったり、生活力が最大限発揮されてくるわけです!
我々社畜駐在員が上司にペコペコ頭を下げている間にも、駐妻の皆さんは卵を買うならトレジョ、日用品はコスコで大人買いetcというように頭をフル回転させて生活費をコントロールしているものと思います。
その残ったお金で、資産を買い集めることで、自由なFIRE生活への道に急速に近づきます!!
副業によるデュアルインカム
駐妻の皆さんって社会トレンドに敏感かつ聡いと思います。
妻を見ていても思うのですが、授乳中にスマホでインスタやらネットショッピングやらを駆使して、最先端の商品や情報のインプットが素晴らしい。
それをいかして、駐妻の皆さんが起業・副業によって種銭増加に拍車をかけることが出来ます。
インターネットの発達していた昨今、アイデア次第で自宅からでも副収入を得ることが出来ます。
勿論、不用品をFacebookのMarketplaceで売って得た収入も立派な副収入。
しかも駐妻中に得たこのスキルで、日本帰国後の社会復帰時のステップアップや、そのまま在宅副業(稼ぎまくって”本業”になる人もいるでしょう。)等々、将来に向けた自己投資という側面もあります。
(更には、副業収入には節税対策の観点も。納税を会社でカバーしている駐在員家族にとってはここはあまり関係ないので割愛。)
え、私なんか稼げない?諦めないで。
私もお世話になっている有賀さんのこちらのブログでは、アメリカでインターネットを使って稼ぐコツを紹介しています。
他にもググれば色々出てきますので、是非チャレンジしてみてください!
※滞在ビザステータスや駐在先の会社規定によっては就労制限・規制がある場合がありますので、詳しくはプロの方に相談されることをお勧めします。
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愛する我が子の為
駐妻の皆さんがお腹を痛めて産んだその子、もしかして日米両国籍ではないですか?
特にアメリカは出生地主義をとっている国なので、アメリカで生まれた子であれば複数国籍を持つことが出来ます。
教育は最高の贈り物とはよくできた言葉で、皆さんの子供がアメリカ人としてアメリカの教育に触れることが出来るのは非常に有益なことだと思います。
特に大学の費用は、アメリカ人であるのとないのとでは全然違いますしね。
州内外、公私立によってかなり差がありますが、学費だけでも2-4万ドル/年くらいは想定しておいたほうがいいです。しかも、外国人として就業する場合はもっと高い。。。
でも、せっかく異国の地で学ぶことが出来るチャンスを社畜駐在員である旦那の会社の気まぐれ人事で、フイにしてしまうのはもったいないと思いませんか?
そんな機会損失も、FIREを達成できれば、回避できます。
お金・時間・地理的に自由であれば、会社の気まぐれ人事なんかに従わなくたっていいんです!
まとめ
朝から晩まで働いている社畜駐在員である皆さんの旦那さん・奥さんが家計管理や家族の将来のことを真剣に考えていると思いますか?
少なくとも私はNOでした。。。
いつかはやらないとなーと思いつつ、くだらない社内プレゼン資料の準備や上司との週末ゴルフで時間がないことを理由にでついつい先延ばしにしていました。
であれば駐妻(夫)の皆さんから、パートナーを焚きつけたっていいんです。
家計管理を任されている皆さんだからこそ、FIREに向けた適切な判断ができるものだと私は思います。