アメリカで確定申告【徹底比較:オンラインソフトウェア4選】

節約
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本日のお悩み

  • アメリカではじめての確定申告。いつまでに、何を、どこに、出せばいいの?
  • 自分でやらないとダメ?安くて簡単な方法があったら知りたい。
  • どのオンラインソフトウェアがいいのかな?

今日はこんな悩みを解消します。

先日、このようなツイートをしました。

TOEIC400点の私も、アメリカで5年間、自ら確定申告(Tax Return)をし、一丁前にツイートしているので、皆さんも大丈夫!

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アメリカの確定申告

<2020年の確定申告>
  • 対象者:2020年1/1~12/31に、アメリカで所得のあった人
  • 申告期限:原則として毎年4/15。2021年4/15が期限
  • 納税申告書(Form1040)の作成を自ら行わなければならない
  • 税務署(IRS)へ提出
  • 連邦税(Federal Tax。国税)だけでなく、州税(State tax。地方税)も作成がいる

提出すべきメインの申告書は1040(Ten Forty)。

しかし、賃貸収入やフリーランスとしての副業収入もあると、その他の申告書(Schdule 1・2etc)も作成する必要があります。

聞くだけで、かなりめんどくさいですよね。。。

でも、申告忘れは、場合によっては、ペナルティーの対象になります。

面倒くさくてもきちんと出しましょう

申告書を作る3つの方法

オンラインソフトウェアで作成

私の経験上、これが最もコスパのいい方法です。

数字を入力するだけで自動で作成されるので超簡単。

詳細は次の章で説明します。

  • メリット:あまり時間かからないし、ほぼ確実
  • デメリット:自力で作成するよりはお金かかる。慣れていないと書類の不備があるかも。
  • 向いてる人:お金と時間を節約したい人。

会計士を雇って作成

プロに依頼するので、確実性という意味では最強。

  • メリット:時間がかからず、超確実。
  • デメリット:コスト高
  • 向いている人:節約よりも確実性を取る人。

実は、私も最初の1年はこれでした。

最もベーシックなプランで200ドルくらいだったと思います。

しかし節約のため、2年目以降はソフトウェアを使ってますが、全く問題なし。

自力で作成

十分な知識があれば、ご自身でどうぞ。

  • メリット:コスト安
  • デメリット:知識がないとほぼ不可能
  • 向いている人:確定申告の知識がある人。

この記事を読んでいる方で、これを選択できる方は皆無と思いますが。。。

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オンラインソフトウェア4選

どれを選んでも問題ない4つを厳選しました。

<おすすめソフトウェア4選>
  • Turbotax
    →画面の見やすさ、使いやすさがベスト
  • TaxAct
    →困ったときの対面サービス価格が最も安い
  • FreeTaxUSA
    →シンプルに2つのバージョンから選択するだけ
  • TaxSlayer
    →税に関する知識があるならコスパ最強

簡単な比較表はこちらから。

Tax Returnおすすめソフトウェア比較
ソフトTurbotaxTaxActFreeTaxUSATaxSlayer
ポイント業界最大手フルサポート+最安シンプルな選択肢税金の基礎知識があれば最安
Free$
連邦税
州税
0$
0$
0$
4.95$
0$
12.95$
0$
0$
DELUX$49.99$
36.99$
24.95$
44.95$
6.99$
12.95$
17$
32$
PREMIUM$69.99$
36.99$
34.95$
44.95$
なし37$
32$
Self-employed$109.99$
36.99$
64.95$
44.95$
なし47$
32$
専門家ライブサポートありありなしなし
申告書を作る
スタート
スタート
スタート
スタート

それぞれ詳しく見てみましょう。

業界最大手【Turbotax】

<ポイント>
  • 毎年3000万人以上のアメリカ人が使用する安心感
  • Q&A形式で順を追って申告書を作成してくれる
  • チャットのようなインターフェイスで見やすさ抜群
<こんな人におすすめ>
  • 完全に初心者で確実を求める人
  • 困った時にビデオチャットで専門家のサポートを得たい人

Turbotaxの特徴はなんといっても、使いやすさ

順を追って質問に答えていくだけで、気づいたら申告書が完成しています笑

また追加料金を払えば、出来上がった申告書をプロに見てもらえるライブチャットサービスもあります。

その反面、価格が他社と比べると高いというデメリットもあります。

価格体系はこんな感じ。

Turbotaxの種類と価格
種類価格内容
Free
連邦税
州税
  • 0$
  • 0$
  • シンプルな申告のみ(Form1040)
Live Basic
  • 50$
  • 0$
  • Free版の内容+
  • プロとのライブチャットサービス
Deluxe
  • $60 (with Live: $120)
  • $50 (with Live: $55)
  • Free版の内容+
  • 税控除の申告書が追加可
  • 副業収入の申告書が追加可
Premier
  • $90 (with Live: $170)
  • $50 (with Live: $55)
  • Deluxe版の内容+
  • 賃貸収入の申告書が追加可
  • 投資収入の申告書が追加可
Self-employed
  • $120 (with Live: $200)
  • $50 (with Live: $55)
  • Premier版の内容+
  • 自営業の申告書が追加可

とりあえず、最大手ブランド力の安心感にゆだねたい

という初心者の方におすすめです。

【Turbotax】の登録はこちらから

価格で選ぶなら【TaxAct】

<ポイント>
  • Turbotaxと同様の内容をより安い価格で提供
  • 無駄のないシンプルなインターフェイス
  • 自分の画面を共有しながらプロのアドバイスを受けられる
<こんな人におすすめ>
  • とにかく価格にこだわりたい人
  • 自分の画面を見てもらいながらアドバイスを受けたい人

TaxActの特徴は、とにかく価格に徹底的にこだわっているところ。

ホームページ上でも、最大手Turbotaxにバチバチに対抗しています。

また、Xpert Helpというライブチャットサービスも充実。

分からないことがあれば、自分の画面を見せながら、プロから指摘を受けることもできます。

『気づかずに申告漏れがあった。。。』なんていうミスが減らせます。

一方で、Free版であっても最低でも州税4.95$がかかってしまうというデメリットもあります。

価格体系はこんな感じ

TaxActの種類と価格
種類価格内容
Free
連邦税
州税
  • 0$
  • 4.95$
  • シンプルな申告のみ(Form1040)
Deluxe
  • $24.95 (with Xpert Help:$74.95)
  • $44.95
  • Free版の内容+
  • 税控除の申告書が追加可
Premier
  • $34.95 (with Xpert Help:$94.95)
  • $44.95
  • Deluxe版の内容+
  • 賃貸収入の申告書が追加可
  • 投資収入の申告書が追加可
Self-employed
  • $64.95 (with Xpert Help:$139.95)
  • $44.95
  • Premier版の内容+
  • フリーランスや自営業の申告書が追加可

とにかく節約したい

という初心者~中級者におすすめです。

【TaxAct】の登録はこちらから。

シンプルなプラン選択を望むなら【FreeTaxUSA】

<ポイント>
  • 他社と異なり、Free版かDeluxe版の2つから選択すればよいシンプルさ
  • Free版もDeluxe版も基本パッケージは同じ
  • Deluxe版では迅速なチャット対応が可能
<こんな人におすすめ>
  • シンプルに2択から選択したい人
  • 電話サポートやライブチャットサポートをあまり必要とせずコスト重視の人

FreeTaxUSAの特徴は、2つのバージョンしかないところ。

FreeもDeluxeも提供するサービスは同じ。

Deluxe版にはライブチャットサポートが付いているという点が両者の違い。

つまり、無駄を徹底的に省いたサービス設計で、低価格に貢献しています。

一方で、他社に見られるプロからのアドバイスのようなサービスは提供していません。

価格体系はこんな感じ

FreeTaxUSAの種類と価格
種類価格内容
Free
連邦税
州税
  • 0$
  • 12.95$
  • 全ての申告者が対象
Deluxe
  • $6.99
  • $12.95
  • Free版の内容+
  • ライブチャットサポート

シンプルにAorBで選びたい

という初心者~中級者におすすめです。

【FreeTaxUSA】の登録はこちから。

税の知識に自信があるなら【TaxSlayer】

<ポイント>
  • 税について知識があれば、業界最安価格で申告書が作成可
  • 他社は収入の種類によって価格設定しているが、TaxSlayerはサポートのレベルに応じて価格設定
  • つまり、フリーランサーであっても業界最安値での作成が可能
<こんな人におすすめ>
  • 過去に確定申告の経験があり、おおよその申告フローが理解できている人
  • 税についての知識がある程度あり、申告書作成を節約したい人

TaxSlayerのサービスは他社と比べてユニークです。

他社は、申告者の収入の種類によって価格が決まっています。

例えば、給与だけの所得の人はFree版、賃貸収入がある人はPremier版という感じですね。

一方で、TaxSlayerはサービスの内容で価格が決まります

例えば、Premier版を買うと、電話のアクセスが優先されたり、プロのアドバイスを無制限に受けられたりします。

逆にいうと、自ら完結でき、アドバイスが不要という人は、最安価格のプランで申告書が作成できてしまうのです。

デメリットは、画面を共有しながらのチャットサービスがないところ。

価格体系はこんな感じ

TaxSlayerの種類と価格
種類価格内容
Simply Free
連邦税
州税
  • 0$
  • 0$
  • シンプルな申告のみ(Form1040)
  • 収入が100,000未満のみ
Classic
  • $17
  • $32
  • 給与所得者や大家、フリーランサー等どのような収入であっても利用可能
Premier
  • $37
  • $32
  • Classic版の内容+
  • 電話やメールの優先回答サービス
  • ライブチャット
Self-employed
  • $47
  • $32
  • Premier版の内容+
  • 自営業の申告書が追加可

税に関する知識はあるので、申告書の作成だけ自動化したい

という中級~上級者にオススメ

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まとめ

<まとめ>
  • アメリカで所得のある人は全員Tax Returnが必要
  • ①ソフトウェアで作成②プロに依頼して作成③自分で作成の3つの方法がある
  • コスパの観点からソフトウェアがおすすめ
  • 代表的ソフトウェア4社の徹底比較

どのソフトウェアも、最後に課金される仕組みになっています。

自分で触ってみて、一番使いやすいものを使ってみることをオススメ。

ちなみに私はサービスと価格のバランスがいいTaxActを使ってます。

確定申告はめんどうですが、不提出は脱税にもつながりかねないので、くれぐれも放置はしないことをおすすめします。。。

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※あくまでも筆者の主観に基づいた記事です。不明な点は会計士・税理士に相談することをオススメします。

※記載価格は執筆当時。期間によってはプロモーション価格がありますので、公式サイトでご確認ください。

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