どうもくろますお(@masuo_black)です。
アメリカに住んでいると、日本のものが欲しくなったりしませんか?
私くろますおは、先端が小ぶりな日本の歯ブラシが恋しくてたまりません。アメリカの歯ブラシでかすぎでしょ。。。
ということで、今日のお悩みはこちら。
- アメリカに住んでるんだけど、Amazonジャパンのような日本のECサイトで欲しいものがあるな~
- でも、アメリカで発行したクレジットカードしか持っていなくて、海外取引手数料が気になる。。。
- ムダな海外取引手数料を払いたくないんだけど、なんかいい方法はないかな??
今日はこんなお悩みを解決する便利なサービス、Revolutについて紹介します。
この記事を読むとわかること。
- クレジットカードの海外取引手数料の仕組み
- Revolutとは
- Revolutのバーチャルカードが最強な理由
ちなみに筆者もつい先日、このバーチャルカードを使って、Amazonジャパンで抱っこ紐を購入しました!!
今まではエルゴベビーを使っていたのですが、しっくりこなくて、肩こりに悩んでいました。。。
日本人の体にフィットする抱っこ紐がようやく手に入ったので、大満足。
ちなみに、買ったのはこちらの抱っこ紐↓
米国のクレカ海外手数料高すぎて涙
アメリカに住めば住むほど、日本の商品の素晴らしさに気づきますよね。
アメリカ人である筆者の妻も、日本の”切れにくい髪ゴム”に脱帽しきり笑
さすがものづくり大国ジャパン!!
でも、そんな日本の商品をアメリカのクレジットカードで購入すると、隠れた海外手数料を引かれているのをご存じですか?
クレジットカードの海外手数料の仕組み
アメリカで発行したクレジットカードをAmazonジャパン等の日本のECサイトで使用する場合は、海外手数料が発生します。
これはアメリカのカード会社がAmazonジャパンに支払いをする際に、USDからJPYへ換算するための事務処理コストです。
海外手数料はいくらくらいかかる?
クレジットカードの海外手数料を考える際には、
- Network fee
- Issuing bank fee
の2点を意識する必要があります。
Network fee
これは、VisaやMaster等のカードブランドによって、請求される手数料です。
この記事を書いている2021年5月現在、VisaとMastercardはどちらも1%の手数料を請求します。
クレジットカードの種類に関係なく、この手数料はすべての取引に適用されます。
Issuing bank fee
これは、Citibank、Chase、Barclaysなど、使用するクレジットカードに応じて請求される手数料です(通常は約2%ほど)。
海外手数料の計算の仕方
以下を例に見てみましょう。
- 1万円の洋服をAmazonジャパンで購入
- アメリカで発行された、Issuing bank feeが2%のVisaカードで支払い
- 1USD=100JPYで計算
- 通貨換算上は100USDの支払い
この場合、以下の金額が請求されます。
- 商品代:100USD
- Visaカードからの1%のNetwork fee:100USDx1%=1USD
- 2%のIssuing bank fee:100USDx2%=2USD
- 実際の請求額はTTL103USD
いかがでしょうか?
100USDだと思って購入した商品が、実際には3USDも上乗せされて請求されているのです!!!!
たった3USDと思うかもしれませんが、塵も積もればなんちゃらですよね。。。
そこで、この海外手数料をどうにかして抑えようと考えられたのが、Revolutというサービス。
Revolutとは?
イギリス発のフィンテック企業で、全世界で既に1300万人超が利用しているアプリ。
提供している主なサービスは、
- 海外送金
- 外貨両替
- デビットカードの発行、リアルタイムの支払い通知
- 支出の追跡、予算管理
- 友人や家族との割り勘機能
で、これがスマートフォン1台で可能となっているので驚き!!!
このサービスは、創業者であるニコライ氏の「高額で不透明な手数料を解消したい」という思いから始まっているため、「Revolut」では海外送金や外貨両替の際に、上乗せ手数料が発生しない仕様になっている。
アメリカでもついに、2020年からサービスを開始しています。
これは、アメリカ在住者にとっては非常に便利なサービス。
各種サービスについてを語りだしたら止まらなくなってしまうので、今回はカードにフォーカスした解説をしていきます。
【8/15/2021 追記】
こちらのリンクでRevolutに登録してカードを申し込み、2021年8月24日までに3回買い物に使用すると、Revolutから40$がもらえます。
海外在住者の強い味方Revolutカード
アメリカで発行できるRevolutカードには以下の2種類が存在し、バーチャルカードも更に2つに分類できます。
- リアルカード
- バーチャルカード
- 恒久的に使えるバーチャルカード:普通のカードと同じく、有効期限内で使い放題
- ワンタイムバーチャルカード:使い捨てカードで、安全性が高い
今回は日本のECサイトでも即時に使えるバーチャルカードにフォーカスしたいと思います。
バーチャルカードは、カード番号だけがアプリ上で発行されるというもの。
アプリ上で1分もあれば削除と再発行ができます。
なので、普段のネット通販ではこれを使用し、もし万が一情報漏えい・流出に巻き込まれたら即捨てて再発行というように活用できます。
ちなみに、日本で発行されるRevolutカードはVisaブランドらしいのですが、アメリカで発行されるブランドはMastercardとなっています。
Revolutバーチャルカードの発行の仕方
順を追って解説します。
Revolutアカウントの作成方法
以下手順です。
- RevolutのWebサイトで、[アプリを入手]をクリックします。
- アプリを開き、電話番号を入力します。
- パスワードを作成。
- 受け取った6桁のコードを入力します。
- 氏名、生年月日、自宅の住所、メールアドレスを入力してください。
- SSNを入力します。
- 本人確認が求められるので、免許もしくはパスポート(表裏)の写真のアップロードをします。
- 自撮り写真のアップロード
これでアカウントの作成は完了です。
使用開始にあたって、まず20$の入金が求められます。
銀行口座からの入金でも、Apple Payからの入金でも、自分の好きな方を選べます。
バーチャルカードの発行方法
以下手順です。
- アプリ内の【カード】をクリック
- 【カードを追加】をクリック
- 【バーチャルデビットカード】を選択
- 【バーチャル】と【ワンタイムバーチャル】の2択があるので好きな方を選択
- 【申し込む】をクリック
これで、即日発行のカードが作成完了です!!
通常のカードと同じように、カード番号・有効期限・CVVが記載されていますので、ネットショッピングの際にこの情報を入力するだけで、無駄な海外手数料を払わずに買い物ができます!!!
まとめ
今回は、以下について解説しました。
- クレジットカードの海外取引手数料の仕組み
- 英国発のフィンテックRevolutについて
- Revolutのバーチャルカードが最強な理由
- Revolutのアカウントの作り方
- Revolutのバーチャルカードの発行の仕方
ちなみに、クレジットカードによっては、『No Foreign Transaction Fee』を宣伝しているものもありますが、これはIssuing bank feeがかからないという意味。
エアライン系カードが多いようですね。
海外取引手数料を抑えて、賢く買い物しちゃいましょ~
これからも米国在住の皆さんに有益なお金の情報を提供してまいりますので、是非ツイッターもフォローよろしくお願いします。