こんにちは、くろますおです。
一昔前に比べ、ヒト・モノの国境間移動が格段に敷居が低くなった昨今、国際結婚カップルも増えてきています。
社畜駐在員である私も、日本(私)とアメリカ(妻)の国境を越えた愛を育み・結婚に至ったカップルなのですが、今日はそんな国際結婚カップル達がFIREを目指すべき理由について解説します。
この記事を読んだらわかること
- 国際結婚カップル特有の悩みとは?
- FIRE生活がなぜそれらを解決する一助になるのか
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ふたりの為
どこを拠点にして生活するか?
これはどの家庭にも存在する普遍的な悩みだと思いますが、国際結婚カップルにとってさらにその悩みの大きさは増すはず。
- 異国での地で仕事はあるか?
- 言語や文化の壁は?
- ビザは?
- 隣人や相手の家族と仲良くできるか?等々
勿論、私にアメリカ駐在というチャンスがなければ、我々が出会うこともなかったわけで、それはすごく感謝しているのだけれども、一方で今の生活は会社という飼い主に首輪をはめられた状態であることは否めない。
であれば、その首輪を取る方法の一つがFIREという生き方なのでは考えます。
私は常に以下の質問を自問しています。
- 1年に1度、1週間だけ自国に帰るのに満足してますか?
- 自国にいる家族との時間がもっと欲しくないですか?
- 自国にいる仲のいい友人ともっと飲みに行きたくないですか?
私はアメリカに来たことで、それまで無自覚だった日本の良さにたくさん気が付きました。
一方で、アメリカも大好き。
もっと日本で過ごしたいし、アメリカも離れたくない!!!
家族の幸せも実現しつつ、自分の幸せも追求する。こんなわがままだけどワクワクする夢、他にありますか?
我々のゴールは、1年間を日本で半年・アメリカで半年の生活するいわゆるデュアルライフ(2拠点生活)ですが、これも経済的・時間的・地理的自由を達成すればこそ、実現できるものであり、国境を越えたお互いの満足度を最大化できる方法であると思います。
両親の為
はい、これも国際結婚カップルの悩みの種の一つですね。
老いた両親の面倒をどうするか
幸い、我々の両親はまだ健康であり、我々がどこに住んでいても問題はありませんが、老いというのは生命を持つ者にとって避けることが出来ないこと。
同じ国内であっても両親の面倒を見るというのは難題であるのに、海を渡ってというのはさらに難題。。。
ですが、FIREしていたらどうでしょう?
- 孫の顔を画面越しではなく、1年間に何度も会わせることが出来たら?
- もっと一緒に過ごして、ゆっくりと時間を共有出来たら?
- 緊急時に近くに飛び、時間に縛られず一緒にいてあげることが出来たら?
特に国際結婚カップルは、片方の国へ定住することが一般的で、もう片方は無意識的にあきらめてしまっていることが多いと思います。
しかしFIREを実現することで、双方の親・家族と自由な時間を過ごすことこそ、究極の親孝行と呼べるのではないでしょうか?
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子供の為
はい、次の難題いきます。
どちらの国の教育を子供に受けさせるか?
これも国際結婚カップルの悩みあるあるですねー
私は日本の教育しか受けていませんが、アメリカの教育の伸び伸びと育てる部分が非常に好き。
一方で、アメリカの教育を受けた妻は、日本の部活動や四季折々の行事ごとに興味があるみたいです。
それならば、両方の良いとこどりしたらいいんじゃない?
これが我が家の方針です。
最初から子供を片方の国に当てはめてしまうということ自体が、もったいないことだと考えます。
特にアメリカは出生地主義をとっている国なので、アメリカで生まれた子であれば複数国籍を持つことが出来ます。
このページを読んでいる皆さんのお子さんも両国籍を持っているという子たちが多いのでは?
- 将来どこに住むか
- 将来どちらの国を選択するか(もしくは両方維持するのか)
- 将来何をするか等々
これらは、
子供に選ばせたらいいじゃん。親はその選択肢を摘み取らないことだけ心がける。
というのが我々の親としての考え方です。
その手段の一つがFIRE生活なのではないでしょうか?
まとめ
国際結婚って周りからは羨望や賞賛の目で見られることが多いですが、結構悩みが多いんです。
自分たちの将来であったり、親のことや子供のこと、挙げればきりがありません。
でも一番大事なのは、自分達の生き方や価値観を話し合い、それに沿った行動をとっていくということ。指針がなければ、目的地までたどり着くこともままなりませんから。
何よりも愛がすべて!!!笑
愛があればどんな困難も乗り切っていけます。
私にとって、FIREがそのうちの一つの手段であったということだけなので、皆さんも皆さんなりの価値観に沿った幸せな時間を過ごせますように~