アメリカでおすすめの仮想通貨取引所はどこだろう?
時間もないし、スマホで手軽にできないかな?
英語で仮想通貨を取引するのは不安だし、日本語で解説してほしい
この記事ではそんな悩みを解決します。
なぜなら、ぼくもアメリカで5つもの仮想通貨取引所のアプリを持っているからです。
この記事では、前半でアメリカでの仮想通貨取引所について説明し、後半でおすすめのアプリ5つを日本語で紹介します。
この記事を読み終わるころには、あなたも仮想通貨取引が始めたくてうずうずしていることでしょう。
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今回紹介する5つの取引所
- Coinbase (コインベース)
- Coinbase Pro (コインベースプロ):22年末にCoinbaseへ統合予定
- Binance US (バイナンスUS)
- eToro (イートーロー)
- Robinhood (ロビンフッド)
- FTX US
- Strike
アメリカで仮想通貨を取引する前に知っておくべきこと
アメリカで仮想通貨を取引する前にまず以下3つを知っておきましょう。
- 仮想通貨の売買と送受信の両方ができる取引所
- 売買に特化している取引所
- 州によって開設できるアプリがことなる
なぜなら、これらを知らないと時間を無駄にしてしまうからです。
仮想通貨の売買と送受信の両方ができる取引所
仮想通貨を保有する特徴として、以下の2つがあげられます。
- 仮想通貨を買ったり、売ったりすることで利益を得る
- 仮想通貨を使って、友人やお店への支払いなどのやりとりをする
コインベースやバイナンスなどの仮想通貨取引所では、この2つのサービスを使うことができます。
仮想通貨の売買に特化している取引所
一方で、イートーローやロビンフッドなどの取引所は、売買しかできません。
なので、仮想通貨を支払いの手段として使いたい場合はこれらの取引所は不向きです。
【22年11月追記】
Robinhoodも送金対応がはじまりました。
州によって開設できるアプリがことなる
アメリカでは、州ごとに許認可が必要です。
なので認可のおりていない州の住民の場合は、その取引所ではそもそも口座の開設ができません。
WA州在住のぼくは、Krakenの手続きをしようとしてもできず、時間を無駄にしてしまいました。。。
自分の住んでいる州に対応しているアプリがどれなのかを事前に確認することで、むだな時間を費やさずにすみますね。
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アメリカ在住者向け仮想通貨取引所ベスト5
それでは、ぼくが実際に使ってみたこちらの5つの口座について紹介します。
- Coinbase (コインベース):アメリカ最大の仮想通貨取引所。初心者むけ
- Coinbase Pro (コインベースプロ):コインベースに慣れた上級者むけ
- Binance US (バイナンスUS):世界最大の仮想通貨取引所のアメリカ法人
- eToro (イートーロー):ほかの投資家のポートフォリオをコピーできる
- Robinhood (ロビンフッド):手数料無料をかかげるマーケットの変革者
- FTX US:22年11月追記
- Strike:22年11月追記
ちなみに、ぼくが取引所をえらぶ時は信頼性の観点から以下のような点をチェックしています。
- 株式上場しているか:厳正な審査を通った会社しか上場できないから
- 取引量:たくさん取引している取引所はたくさんの投資家の資金が流れ込んでいるということで信頼性が高い
5つの取引所を比較
2021年7月時点の比較はこちら。
Coinbase | Coinbase Pro | Binance US | eToro | Robinhood | |
---|---|---|---|---|---|
取引量 | 21億$/日 | 21億$/日 | 4億$/日 | 1千万$/日 | データなし |
最低取引額 | 2$ | 0 | 10$ | 25$ | 0 |
手数料 | 0.5%~4.5% | 0.5% | 0.1%~5% | 0.75~5% | 0 |
通貨数 | 56 | 52 | 50 | 18 | 7 |
ウォレット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
OS | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android |
レバレッジ | × | × | × | × | × |
日本語 | 〇 | × | × | × | × |
送受信 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
使える州の数 | 49 | 49 | 43 | 43 | 46 |
なお、取引量などはこちらを参照。
仮想通貨の売買と送受信の両方ができる取引所3選
Coinbase (コインベース)
アメリカで最大の仮想通貨取引所で、シンプルな画面で初心者も使いやすいプラットフォームです。
- アメリカで最大の仮想通貨取引所
- ナスダックにも上場している信頼感
- 初心者にもわかりやすいシンプルなアプリ
- デビットカードで資産運用もできる
- 手数料が最も高い
- マーケットオーダーしかない
くわしくはこちらの記事で解説しています。
尚、こちらのリンクから口座をつくって100ドル分の仮想通貨を購入すると、10ドル分のビットコインがもらえます。
Coinbase Pro (コインベースプロ)
コインベースに慣れてきたら、上級者向けのコインベースプロを使ってみるのをオススメ。
- コインベースが運営
- リミットオーダーなど上級者向け
- コインベースよりも手数料が安い
- 日本語対応していない
- 慣れていないと画面が見にくい
くわしくはこちらの記事で解説しています。
Binance US (バイナンスUS)
世界最大の仮想通貨取引所、バイナンスのアメリカ法人。
なんといっても安い手数料が魅力です。
- 世界最大の仮想通貨取引所、バイナンスのアメリカ法人
- 手数料が業界最安クラス
- バイナンスコイン(BNB)を使うとさらに安くなる
- バイナンスに対する各国の規制が厳しくなってきており、アメリカ法人に波及するか不透明
くわしくはこちらの記事で解説しています。
仮想通貨の売買に特化している取引所2選
eToro (イートーロー)
元々はイギリス発祥のオンライン証券アプリの会社ですが、アメリカでは仮想通貨取引に特化したアプリです。
- 初心者でもわかりやすいシンプルな画面
- 「コピートレード」という機能で、ほかのトレーダーのポートフォリオをコピーできる
- 手数料が高い
- 仮想通貨での決済はできない
Robinhood (ロビンフッド)
アメリカのオンライン証券アプリの元祖ともいうべきロビンフッド。
株の売買と同じく、手数料無料で仮想通貨の取引もできます。
- 手数料がかからない
- 株式の売買も同じプラットフォーム内でできる
- ナスダックに上場している
- 取りあつかい通貨が7つしかない
- 仮想通貨での決済はできない
こちらの記事で詳しく解説しています。
このリンクから口座を開設すると、Appleなどの株が1株ランダムでもらえます。
アメリカで仮想通貨取引をする際の注意点
リスクの観点から複数の口座をつくることをおすすめします。
アメリカに限った話ではありませんが、仮想通貨はまだまだ始まったばかりの新しいマーケットです。
なので、規制や法整備がまだ整っていません。
つまり、いきなり国の法律などでアカウントにアクセスできなくなったりする可能性が0ではありません。
また、詐欺やハッキングなどのリスクで自分の口座から通貨が引き出されていたなんていうニュースもありますので、分散して保有しておくのはリスクヘッジになります。
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アメリカ在住者におすすめの仮想通貨取引所まとめ
今回の記事では以下について解説しました。
- アメリカの仮想通貨取引所には、通貨の売買だけでなく、送受信ができるアプリがある。
- 住んでいる州によって使えるアプリが異なるので、要チェック。
- コインベースはアメリカ最大の仮想通貨取引所で、初心者にオススメ
- コインベースプロはトレーダー向けの画面で、上級者にオススメ
- バイナンスUSは手数料が業界最安クラス
- イートーローはコピートレード機能で、成功している他のトレーダーのポートフォリオをコピーできる
- ロビンフッドは手数料が無料
- 仮想通貨市場はまだまだ新しいので規制やハッキングのリスクがある。リスクヘッジのためにも複数の口座をつくることをオススメ
いかがでしたか?
今回上げたアプリはどれもスマホで簡単にアカウントがつくることができます。
また、最小取引額も小額からスタートできますので、初心者でも安心してはじめられます。
これを機にみなさんもアメリカで仮想通貨取引をはじめてみませんか?
【11/03/2021追記】
FTX USの口座開設記事も公開しました。
6つ目の比較対象としてどうぞ。
【11/09/2022追記】
Strikeの口座開設記事も公開しました。
7つ目の比較対象としてどうぞ。