こんにちはくろますお(@masuo_black)です。
- アメリカで株式投資したいんだけど、日本に戻ってからも証券口座を持っていると、毎年確定申告しないといけないの?
- 毎年の確定申告はめんどくさいから、駐在期間だけのオススメ口座はどれ?
今日はこんなお悩みを解決します。
先日こんなツイートをしました。
失業給付金の上乗せが決定的
— くろますお🇺🇸駐在×投資×ラジオDJ (@masuo_black) February 23, 2021
先ほど米下院予算委員会で、追加経済対策法案が承認。これは、更なる現金が市場に出る→株式市場に流れこむということ。これで更に貧富の差が拡大。さらにこのツケは僕らの子供世代が拭うことになる。2重国籍の子供を持つ親として、現金でなく資産を残したいと切に思う。
政府が現金をばらまくおかげで、価値がどんどん下がっていく。。。
将来を見据えて賢く運用していきたいものですね。
この記事を読むとわかること。
- 帰国後の確定申告の必要性
- アメリカ駐在中のオススメの証券口座
尚、私も日本にいた時は証券口座なんて開いたことのない、お金のド素人でした。
しかしながら、アメリカで勉強を始め、今では月に40万円ほどを資産運用に回しています。
ブログを読む時間がないよ~って方は、音声でさくっとどうぞ。10分程度で解説してます。
アメリカ駐在おすすめ証券口座【帰国後も確定申告って必要なの?】

答えはイエスです。
アメリカの口座は特定口座の源泉徴収という仕組みがないので、自分で確定申告する必要があります。
またドルでの決済の為、確定申告の際に、自分で円貨換算する必要があります。
これがめんどくさいと感じる方は、駐在期間のみ米国証券口座を開設し、帰国が決まった段階で口座を閉じてしまえばいいのです。
むしろその方が、証券会社のオプションが広がり、あなたに合ったものが見つかる可能性が高いです。
確定申告は問題ないぜ!って人はこちらもどうぞ。
2021年版のおすすめの証券口座ベスト5

こちらの5社です。
- M1 Finance:ロボアドも兼ね備えた自動投資の簡単な操作が売り。
- Robinhood:若者に人気のオンライン証券。インターフェースの見やすさが売り。
- Ally Invest:オンライン銀行Ally Bankの証券部門。高利回り銀行口座とのセットがお得。
- Tradestation:暗号通貨を含めた多様な取引をしたい人向き。
- Fidelity:アメリカで最大の証券会社の一つ。長い歴史と信用が売り。
大事なことは、これら全ての口座で、主要な取引を行う場合の手数料がかからないということ。
M1 Finance

- 最適な用途:株/ ETF
- 最小口座残高:$ 0
- 取引手数料:$ 0株式およびETF(投資信託は提供していません)
- 現在のプロモーション:なし
- ロボアドバイザーオプション:あり。
- カスタマーサポート:通常の営業時間内の電話とメール
最大の魅力は、自分で投資する商品を選んだあとは、自動で買い付けやリバランスを行ってくれるところ。
私もメインはM1 Financeを使って、お金が自動で勝手に働いてくれてます笑
自動設定で時短しましょ。
— くろますお🇺🇸駐在×投資×ラジオDJ (@masuo_black) February 22, 2021
毎週月曜日の朝はお決まりの買付日。
今日も朝起きたら10銘柄に1250ドルほどぶち込んでました。
自動設定にしておけば、どんなに忙しくても、機会損失しなくて済む。
とにかく日々こつこつやってくしか自由になる道はないのです。
ということでおはようございます。 pic.twitter.com/ygrxXPbjou
頻繁な売り買いを必要としない、中・長期投資のバイアンドホールダーには最適です。
日中は忙しくて取引画面を見ている時間はないけれども、勝手に買い付けしてくれてお金が殖えているというのはいいですよね(逆もしかりですが・・・)。
一方で、電話等の人を介したアドバイザーサービスは提供しておらず、プロに意見をききながら投資をしたいという人にとっては不便です。
Robinhood

- 最適な用途:暗号通貨/株式/ ETF
- 最小口座残高:$ 0
- 取引手数料:株式、ETF、オプション$ 0(契約手数料なし)
- 現在のプロモーション:友達を紹介すると無料ストックを獲得
- ロボアドバイザーオプション:なし
- カスタマーサポート:平日のEメールサポートのみ
つい最近もRobinhoodを使用している若者たちが機関投資家の空売りに対する”反乱”事件がありましたが、Robinhoodのコンセプトは”若者でも投資しやすい”という点にあります。
オリラジのあっちゃんもYoutubeで取り上げてました。

その使いやすさと手数料0故、個別株を頻繁に売り買いする方にとっておすすめです。
一方で、サポート体制がEメールのみで、緊急時のやり取りに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
なお、こちらのリンクから口座をひらくと、Appleなどの株がランダムで1株当たります。
Robinhoodについては、仮想通貨の取り扱いも開始したので、こちらで記事にしています。
Ally Invest

- 最適な用途:高利回りのSaving口座と株/ETF投資のコンボ
- 最小口座残高:$ 0
- 取引手数料:米国株式・ETF0$
- 現在のプロモーション:10K$入金で+50$ボーナス、2MMを入金で+3500$のボーナス。
- ロボアドバイザーオプション: あり
- カスタマーサポート:24時間年中無休の電話、メール、ライブチャット
オンラインバンクであるAlly Bankは高利回りのSaving口座を有することで有名です。
Ally Investはその証券口座部門ですので、使わない現金を高金利のAlly Bankに入れておき、投資資金をAlly Investに入れるというのは全体的なポートフォリオを考えると非常に有益だと思います。
一方で、実店舗を持たないので対面式のアドバイスは受けながら投資を行いたいという人にとっては不向きです。
Tradestation

- 最適な用途:株・ETF・暗号通貨etc
- 最小口座残高: $ 0
- 取引手数料:個々の株式、ETF取引、オプション(1契約あたり$ 0.50)、先物、または暗号通貨(投資信託の取引手数料は$ 14.95)で$ 0
- 現在のプロモーション: なし
- ロボアドバイザーオプション?: なし
- カスタマーサポート:電話、ライブチャット、M – F、午前8時から午後8時(東部)
Tradestationは、株式取引からETF、暗号通貨など、あらゆるものに対応し、もう少し高度な取引をしたい中・上級者向けのプラットフォームです。
株式だけの取引ではリスクと感じる人や、オプションや暗号通貨にも資産を分散したいと考える人むきです。
一方で、取引をスタートさせてから、1年以内に5回以下の取引もしくは2000$以下の残高しかない場合は、非アクティブ口座とみなされて50$のフィーを徴収されます。
Fidelity

- 最適な用途:オールラウンド+初心者
- 最小口座残高:$ 0
- 取引手数料:米国株式、ETF、オプションで$ 0(+契約あたり$ 0.65)
- 現在のプロモーション:なし
- ロボアドバイザーオプション:あり
- カスタマーサポート:150を超えるローカルブランチでの24時間年中無休の電話サポート
Fidelityは、アメリカの伝統的な証券会社で、社会的な信頼が厚い会社です。
日本でいうと、野村證券とか大和証券みたいな感じでしょうか(?)
取扱商品分野は株から債券までの幅広く取り扱っているうえに、全米に張り巡らされた実店舗網で対面サービスもばっちりです。
一方で、新興オンライン証券会社と比べると、インターフェースが古風でみにくいという欠点があります。
まとめ
今日は以下について解説しました。
- 帰国後も証券口座を有したいならば、毎年確定申告が必要
- 確定申告が面倒ならば、駐在期間中のみの口座開設がオススメ
- オススメは以下5社
- M1 Finance:ロボアドも兼ね備えた自動投資の簡単な操作が売り。
- Robinhood:若者に人気のオンライン証券。インターフェースの見やすさが売り。
- Ally Invest:オンライン銀行Ally Bankの証券部門。高利回り銀行口座とのセットがお得。
- Tradestation:暗号通貨を含めた多様な取引をしたい人向き。
- Fidelity:アメリカで最大の証券会社の一つ。長い歴史と信用が売り。
私も駐在員で帰国の可能性はありますが、確定申告がめんどうなので、”駐在期間だけ”と割り切って、使いやすいM1 Financeをメインに使っています。
この記事が、みなさんの目標や投資戦略に沿った証券会社選びのお役に立てれば嬉しいです。
これから投資を始めようという方は、こちらで種銭の作り方を解説しています。